霊界物語とは出口王仁三郎が大正時代に書いた全部で83冊もある大長編大河ドラマだ。
 主人公はスサノオ。日本神話でおなじみの、あの出雲系の神様だ。
 日本神話ではヤンチャで乱暴者…というイメージのスサノオだが、霊界物語では何と救世主して活躍する。
 地球人類を喰い荒らすヤマタオロチを退治して、みろくの世(地上天国)を成就させる物語である。

 退治すると言っても、斬り殺すのではない。斬り殺してしまったら恨み憎しみが残る。その怨念が凝り固まって甦り、再び地上で悪事を働くことになるのである。
 だから斬り殺すのではなく「言向け和す」のだ。
 悪を言向け和して改心させて、共にみろくの世を創る仲間として活躍してもらうのである。

 では一体どうしたら悪を言向け和せるのか? それが霊界物語のテーマになっている。

飯塚弘明(王仁三郎・霊界物語研究家)
スサノオに扮する王仁三郎
スサノオに扮する王仁三郎
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