霊界物語読者アンケート集計結果発表!(7/20) こちらのページです。

霊界物語の「玉」

霊界物語には神変不可思議な力を持ついろいろな玉が登場する。第35巻までは、この玉をめぐってストーリーが展開して行く。そのうちの主なものを紹介しよう。

三個の宝珠ほっしゅ

真澄ますみたま」「潮満しおみつの珠」「潮干しおひるの珠」の三つ。第1巻第23章以降に出てくる。
「真澄の珠」は「高天原たかあまはら」の国祖の神殿に保管されている。「潮満の珠」「潮干の珠」(二つ合わせて「満干みちひの珠」と呼ぶ)は竜宮城に保管されている。この三つの玉を狙って邪神と正神が戦争になるのだ。
最終的に国祖の命令で、潮満・潮干の珠は冠島かんむりじまに、真澄の珠は沓島くつじまに隠された〔第1巻第35章〕。これらは世界の終末に際して世界改造のために使われる玉で、これを使用する御神業が「一輪の秘密」と呼ばれる。

顕国うつしくに御玉みたま

この玉は、天地剖判の時に宇宙で一番最初に誕生した星巌せいがんである。表側は紫で、中心には赤、白、青の三つの宝玉が深く包まれているのが、外から透き通って見える。赤は太陽、白は月、青は地球と考えると、小宇宙のメタファーと言えるだろう。
最初はシオンざんの山頂に祭られていたが、竜宮城に運ばれて来て「三重みえ金殿きんでん」の中に奉納された〔第1巻第37~38章〕。
国祖隠退後の大洪水の際には、顕国の御玉が安置されているこの三重の金殿から「あめ浮橋うきはし」が天空に延びて、地上の神々を救済することになる〔第5~6巻〕。

黄金水おうごんすいの十二個の玉

霊界物語に十二個セットの玉が三種類出てくる。「黄金水おうごんすいの十二個の玉」「太白星たいはくせいの十二個の玉」「天教山てんきょうざんの十二個の玉」の三種類である。
まずは黄金水の十二個の玉から。

黄金水というのは竜宮城内にある「真奈井」という井戸の水のことだ。顕国の御玉が竜宮城に運ばれて来て、まばゆいばかりに光り輝くと、黄金水が感応し、十二個のそれぞれ色の異なる玉が生まれた。これが黄金水の十二個の玉である。
竜宮城の従臣たちが一個ずつ保管していたが、悪神あくがみの竹熊一派によって十個まで奪われてしまう。古代イスラエルの「失われた十部族」を想起させるシチュエーションだ。
最後に竹熊は戦闘で敗れ、十二個の玉と共に死海に沈んでしまう〔第1巻50章〕。しかしこのうち本物は十個だけで、他の二個は偽の玉だった。
竹熊に奪われるのを防ぐため、一個はひそかに天使長(大八洲彦命おほやしまひこのみこと)に献上され、もう一個(瑠璃光色るりこうしょくの玉)は「地中海のひとじま」(サルジニア島)に隠された〔第1巻第46章、第5巻第33章〕。

太白星たいはくせいの十二個の玉

太白星(金星)の精霊・生代姫命いくよひめのみことが地球に与えた玉だ。始めはシオンざんの山頂に祭られていたが、後に世界十二ヶ所に一個ずつ国玉くにたま(国魂)として祭られた〔第2巻第39~40章、第3巻第2章〕。
このうち2個はオノコロじまに遷座された。長白山ちょうはくざん白頭山はくとうさん)に祭っていた白色の玉は「天教山」(富士山)に、また青雲山の黄金の玉は「桶伏山おけふせやま」(綾部の本宮山ほんぐうやま)に移されたのだが、そこには何か深い意味が込められているようだ〔第6巻第14章、第41章〕。
太白星の玉を国魂として祭った十二の山
太白星の玉を国魂として祭った十二の山(太古の神代は現代とは地形が全く異なるため、この地図はあくまでも目安である)

天教山てんきょうざんの十二個の玉

天教山が爆発した時に光を放って空から落ちてきた十一個の玉に、黄金水おうごんすい瑠璃光色るりこうしょくの玉を加えた計十二個の玉である。これはあま磐船いわふねで「地教山ちきょうざん」(ヒマラヤ)に運ばれた〔第5巻第33章〕。

三つの玉(三五の玉)

霊界物語に三個セットの玉が何種類か出て来るが、ここで紹介する三つの玉は、第16~35巻で展開される高姫物語で、高姫の執着の対象となる「三五さんごの玉」のうちの「三つの玉」だ。
金剛不壊ふえ如意宝珠にょいほっしゅ
舞鶴沖の冠島かんむりじまに隠してあったが、高姫が盗み出して、口から呑み込んでしまう〔第16巻第11~14章〕。
紫色の玉
竹熊が奪い取った十個の黄金水の玉のうち、一個だけは死海に沈まずにオノコロじまに飛んで来た。それを鷹依姫たかよりひめが拾い、アルプス教の神宝にする〔第21巻第18章〕。しかしこれも高姫が呑み込んでしまうのだ〔第21巻第1章〕。何とも貪欲な人である。
黄金の玉
太白星の十二個の玉の一つで、青雲山から「あやの聖地」の「桶伏山おけふせやま」へ運ばれた〔第6巻第41章〕。
高姫が呑み込んだ二つの玉は、後に吐き出すことになる〔第21巻第18章〕。そして高姫と黒姫が三つの玉を保管することになるのだが、これが紛失してしまい、てんやわんやの大騒ぎ。そして海外に玉探しに出掛けるのだ〔第22~25巻〕。
しかし結局見つからずに帰国した高姫・黒姫を待っていたのが、次の五つの玉である。

五つの玉(三五の玉)

竜宮島りゅうぐうじま(オーストラリア)の「諏訪すわうみ」に鎮まる玉依姫命たまよりひめのみことが献上した五個の玉だ〔第24~25巻〕。色は青、赤、紫、白、黄色で、それぞれ天、火、けつ、水、地を示す。
綾の聖地の「にしきの宮」に運ばれ、玉が入っている箱を開けて役員・信者にお披露目した時に、何と五つのうち四つまでが石コロとすり替えられていた〔第27巻第5章〕。
この失われた四つの玉を探して、再び高姫たちは海外に旅立つ〔第27~35巻〕。
この玉は実は神素盞嗚かむすさのおの大神おおかみの深い神策で、錦の宮の教主(言依別命ことよりわけのみこと)によってある場所に隠されていた。なぜそういう仕組しぐみをしたのか、その謎が後に解き明かされる〔第33巻第17章〕。

琉球の玉

琉球の竜神夫婦(大竜別おおたつわけ・大竜姫)が三五教に献上した二つの玉だ。
言依別命ことよりわけのみこと国依別くによりわけの二人が、玉の精霊だけを体に吸い取り、形骸としての玉はオノコロじまに運ばれた。
そして「琉の玉」は「生田いくたの森」(神戸・生田神社)に、「球の玉」は「玉留島たまつめじま」(和歌山・玉津島神社)に祭られた〔第27巻第13・16章、第33巻第26章〕。
「祭られた」と言っても霊界物語のストーリーの中での話だが、実在の歴史の中ではどのように顕れているのかは判っていない。

竜王の三個の玉

八大竜王のうち、タクシャカ竜王、サーガラ竜王、ウバナンダ竜王が保管していた玉である〔第60巻第10章、第63巻第14章〕。
タクシャカ竜王は海王星から地球にやって来て、胞場姫えばひめ天足彦あだるひこを堕落させた悪しき神霊だ。


第36巻以降はあまり玉は出て来ない。争いではなく、どちらかと言うと争いになり、国家権力をめぐるドラマになる。
さらに詳しく霊界物語を知りたい方は──
プリンタ用画面
投票数:3 平均点:10.00

外部リンク

お友達リンク

Amazon広告タテ

Amazon広告ヨコ